地域・産学連携事業の推進

  1. 産学連携
    • 工場見学や現場体験をとおして、地域の学校や団体とリサイクルの現場との橋渡しを行うことにより地域に貢献します。
    • 希少金属が多く含まれている触媒をリサイクルすることにより、低コストで環境にやさしい技術の導入を図ります。そのために地元の大学や高校と連携し、共同で研究開発を行っています。
  2. 地域連携
    使用済み自動車再資源化インキュベート事業が山形県提案委託事業として採択され、事業を実施しています。概要についてはこちらもご覧ください。
     3R(リデュース・リユース・リサイクル)技術を開発しながら、地域福祉施設とのコラボレーションおよび地域の雇用の創出を進めることにより、地域の活性化を目指すものです。
     使用済み車から取り出した再利用可能な部品について、地域生活と密接な関係にある「福祉」「防災」分野に応用可能な商品開発を行っています。

    • 福祉分野
       平成27年度における山形県内で、3人に1人が65歳以上の高齢者になると予測されています。誰もが福祉を受ける側、支える側になるのです。福祉が遠い存在ではなく生活の一部となる中で、新しい価値を社会に提案することが山形県内正規自動車ディーラー全社で立ち上げた、山形県自動車公益センターに求められている使命であると考えています。
       重労働が要求される福祉の現場で「あったらいいな」をカタチにするために、現場の声をフィードバックしながら、商品開発を行っています。
    • 防災分野
       山形県は地震や風水害などの災害が少ない地域と言われていますが、近い将来に必ずやってくるであろう災害に対して、あなたは十分な対策を立てていますか?
       使用済み自動車の部品を利用して、いざという時に役に立つ防災用品を開発し、県民の防災意識を高める活動を行っています。
    • 再資源化
       使用済み車で再利用が難しい部位の合成樹脂については、再資源化へ向けた技術開発と流通ルートの確立を目指して実験を行っています。
       使い終わった車が、まったく新しい商品に生まれ変わる日はもうすぐやってきます。

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