平成21年度環境マイスター・自動車部門の研修が、山形市総合スポーツセンター会議室にて、平成21年11月19日から2日間に渡り行われ、今回も自動車メーカーディーラーから60名が受講生として参加しました。
環境活動を行っているNGO(非政府組織)および、国土交通省東北運輸局、山形県文化環境部、山形県地球温暖化防止活動推進センターからそれぞれ講師をお招きして、地球環境の過去、現在、将来の予測とその対策について講義を受けました。
売る側のディーラー社員が、環境に配慮したエコカーをお勧めし、お客様にエコカーを選んでいただくことが地球温暖化を食い止めるための重要な鍵となります。有害物質がより少ない商品をご提供するのは当然のことです。
また、自動車を売る会社やそこに所属する営業担当者にとっても、自らが率先して販売に必要な事務用品、日常生活に必要な身の回りの物を、環境に配慮した商品に置き換えることが、消費者としてのエコ活動につながります。
自動車の生産から、お客様が使用し廃棄までのライフサイクルを考えると、お客様が使われている間に自動車からガソリンなどを燃やすことによって排出される二酸化炭素は、生産および廃棄時に発生する量に比べると格段に大きいのです。その点からも、お客様にエコカーを選んでいただき、エコドライブを実践していただくことが最も重要です。
講義が終わった上で環境マイスター認定試験が行われ、今年度は60名全員が合格しました。今後は環境マイスターとしての活躍が期待されます。
今後、認定された環境マイスターは刻々と変わる環境問題について見識を深め、最新の知識でお客様にアドバイスできるよう、定期的にフォローアップ研修を受けることになります。