環境省主催
２０１７年『地球温暖化防止コミュニケーター』新たに３２名誕生
今年も地球温暖化防止コミュニケーター養成セミナーと環境マイスターのフォローアップ研修会を開催しました。
当日ご出席いただきました３２名を対象に、去る平成２９年１０月１３日（金）に山形市松栄の山形県高度技術研究開発センター大会議室において、環境知識の更新も含め、様々な地球温暖化防止活動に対するスキルアップを図っていただくために、環境省主催の「地球温暖化防止コミュニケーター養成セミナー」及び「環境マイスターフォローアップ研修会」を開催、セミナー最後には、温暖化防止等に関するテストも行われ、全員が合格。
新たに３２名の「地球温暖化防止コミュニケーター」が誕生、今後の活躍が期待されます。
＊公式サイトにて登録、コミュニケーターとしてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
（https://ondankataisaku.env.go.jp/communicator/member）
先に、県環境企画課 笠島様よりご臨席賜り環境マイスターのフォローアップ研修を行いました。
セミナーの様子を紹介します。
地球温暖化についての知識をより一層深めました。
どのように伝えたらわかりやすいかな～>
グループ別に分かれディスカッション＆ロープレ中です。
全員の前で各グループの発表（模範講習）の様子です。
修了証書の交付を受け、新たに今まで以上に地球温暖化防止に対する活動をしていこうと決意した様子です。
地球温暖化防止コミュニケーターのバッチ
【詳しくはこちらを参照下さい】
地球温暖化防止コミュニケーターとは
【http://funtoshare.env.go.jp/ipcc-report/】
2014年地球温暖化に関する最新の知見である、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第五次評価報告書の公表を契機に、IPCCリポート コミュニケーター事業が発足しました。これまで、地球温暖化に関する最新の情報を広く一般の方々に直接伝え、21世紀に向け低炭素社会にふさわしいライフスタイルへの変革を働きかける活動を日本各地で行ってまいりました。
2015年度、今後の地球温暖化対策の大きな節目となるパリ協定の採択や国民運動「COOL CHOICE」の推進、更に地球温暖化対策計画の策定等々の新しい動きがあり、IPCCリポートコミュニケーター活動においても、IPCC第5次評価報告書の内容に加え、これら地球温暖化対策の最新情報をカリキュラムに加えるなど、更なる事業の拡充を目指し、2016年度より「地球温暖化防止コミュニケーター」と名称を変更いたしました。
※IPCCとは？ 【http://www.jccca.org/ipcc/about/index.html】
IPCCの概要
国連気候変動に関する政府間パネル（Intergovernmental Panel on Climate Change）の略。人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、1988 年に国連環境計画（UNEP）と世界気象機関（WMO）により設立された組織です。
世界の科学者が発表する論文や観測・予測データから、政府の推薦などで選ばれた専門家がまとめます。科学的な分析のほか、社会経済への影響、気候変動を抑える対策なども盛り込まれます。国際的な対策に科学的根拠を与える重みのある文書となるため、報告書は国際交渉に強い影響力を持ちます。
各国政府を通じて推薦された科学者が参加し、5～6年ごとにその間の気候変動に関する科学研究から得られた最新の知見を評価し、評価報告書（assessment report）にまとめて公表します。第5次報告の第1作業部会の場合、日本からは10人の執筆陣が参加しました。特定のテーマに関する特別報告書（special report）や気候変動に関する方法論に関する指針なども作成、公表します。